Drupal 7のコアモジュールで利用されている、主要テンプレートファイルの一覧です。
DrupalではPHPテンプレートエンジンにより「.tpl.php」という拡張子を持つテンプレートファイルをもとにHTMLをレンダリングされます。
これらのファイルはシステム側にデフォルトのものが用意されていますが、オリジナルのテーマを作成する際には、このテンプレートファイルを自分のテーマディレクトリに同じ名前で格納することで、デフォルトよりも優先的に読み込み、レンダリングに反映させることができます。
ですので、オリジナルのテーマを作成する際には、これらのテンプレートファイルの編集が重要になってきます。
またデフォルトの各テンプレートファイルには、テンプレートファイル内で使える変数の説明をコメントに記載されていますので、編集の際に参考になります。
HTML(DOCTYPE、HEADなどBODYの外側) |
/modules/system/html.tpl.php |
ページ(BODYの内側) |
/modules/system/page.tpl.php |
領域(ヘッダー、コンテンツなど、レイアウト内の各領域) |
/modules/system/region.tpl.php |
ノード |
/modules/node/node.tpl.php |
フィールド(ノード内の本文や画像、その他追加フィールド) |
/modules/field/theme/field.tpl.php |
ブロック |
/modules/block/block.tpl.php |
コメント(コメント一覧、および各コメント) |
/modules/comment/comment-wrapper.tpl.php
/modules/comment/comment.tpl.php
|
検索(検索フォーム、および検索結果) |
/modules/search/search-block-form.tpl.php
/modules/search/search-result.tpl.php
/modules/search/search-results.tpl.php
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サイトメンテナンス時のHTML |
/modules/system/maintenance-page.tpl.php |
タクソノミー |
/modules/taxonomy/taxonomy-term.tpl.php |
ユーザー(アバターや、ユーザー名などの各情報) |
/modules/user/user-picture.tpl.php
/modules/user/user-profile-category.tpl.php
/modules/user/user-profile-item.tpl.php
/modules/user/user-profile.tpl.php
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Drupal 7でノードのテンプレート内で日時の表示のメモです。
ノードのテンプレート内では「$created」で投稿日時の値を使えますが、Drupalで用意している日時フォーマットで表示するには次のように記述します。
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<?php print format_date($created, 'short'); ?> |
2つ目の引数がフォーマットの名称で、「short」「medium」「long」が入ります。デフォルトでは「medium」なので、省略も可能です。
Drupalで用意しているフォーマット以外の書式にしたい場合は次のようにします。
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<?php print format_date($created, 'custom', 'Y-m-d'); ?> |
フォーマットを「custom」として、3つ目の引数で書式を渡します。この場合はdate()関数を使うのと同じ働きになります。
Drupalで表示しているページのパスをスラッシュで分割し、各パートを配列で取得するスクリプトのメモです。
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<?php function THEMENAME_preprocess_page(&$variables) { $alias = drupal_get_path_alias($_GET['q']); if (strpos($alias, '/') !== false) { foreach (explode('/', $alias) as $part) { $variables['parts'][] = $part; } } else { $variables['parts'][] = $alias; } } ?> |
テーマの中の「template.php」にページのプリプロセスとして以下のように記述すると、ページのテンプレート(page.tpl.php)内で「$parts」という変数名で利用できます。
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print_r($parts); /* Array ( [0] => article [1] => 1 ) */ |
URLエイリアスごとに表示方法をカスタマイズしたい場合に有効です。
Drupal 7インストール時の「Standard」と「Minimal」で、アクティベートされるモジュールの数は大きく違います。
また「Standard」ではコンテンツタイプに「Article」「Page」の2種類がプリセットで作成されますが、「Minimal」ではこれらも作成されません。
これらのモジュールやコンテンツタイプの違いにともない、データベースに作成されるテーブルも「Standard」は74点、「Minimal」は49点となっています。
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Standard |
Minimal |
Aggregator |
|
|
Block |
○ |
○ |
Blog |
|
|
Book |
|
|
Color |
○ |
|
Comment |
○ |
|
Contact |
|
|
Content translation |
|
|
Contextual links |
○ |
|
Dashboard |
○ |
|
Database logging |
○ |
○ |
Field |
○ |
○ |
Field SQL storage |
○ |
○ |
Field UI |
○ |
|
File |
○ |
|
Filter |
○ |
○ |
Forum |
|
|
Help |
○ |
|
Image |
○ |
|
List |
○ |
|
Locale |
|
|
Menu |
○ |
|
Node |
○ |
○ |
Number |
○ |
|
OpenID |
|
|
Options |
○ |
|
Overlay |
○ |
|
Path |
○ |
|
PHP filter |
|
|
Poll |
|
|
RDF |
○ |
|
Search |
○ |
|
Shortcut |
○ |
|
Statistics |
|
|
Syslog |
|
|
System |
○ |
○ |
Taxonomy |
○ |
|
Testing |
|
|
Text |
○ |
○ |
Toolbar |
○ |
|
Tracker |
|
|
Trigger |
|
|
Update manager |
○ |
○ |
User |
○ |
○ |
DrupalのCKEditorでインターフェイスをカスタマイズする方法です。
CKEditorでは環境設定から、テーマの変更やエディタに搭載するボタンを変更することができますが、さらに細かくカスタマイズするには、ページ下部の「ADVANCED OPTIONS」に直接パラメータを入力していきます。
下記の例では、エディタの高さを600ピクセルに拡げています。
利用できるパラメータはかなりの種類がありますが、CKEditor documentationに詳しい説明を見ることができます。