Drupalでサイトを構築する際に、SEO対策として導入すると効果のあるモジュールを紹介します。
- Pathauto
- コアモジュールの「Path」でノードごとにURLエイリアスを付けることができますが、「Pathauto」ではURLエイリアスの命名をパターン化して、自動で付けることができます。
- Global Redirect
- 各ノードにURLエイリアスを付けた際でも、もともとの「/node/1」のURLでもアクセスできてしまいますが、このモジュールでは強制的にURLエイリアスに転送してくれます。
- Page title
- コンテンツのタイトルとは別に、head内のタイトルを設定することができます。コンテンツタイプごとにパターンを設定することもできます。
- Metatag
- 各ページのDescriptionなどのMetaタグを詳細に設定することができます。SNS向けのOGPにも対応しています。
- Menu attributes
- サイト内のメニュー項目に対して、Nameなどの属性を追加することができます。ID、Classも付加できますので、CSSでデザインする場合にも有効です。
- XML sitemap
- 検索エンジンのクローラー向けに、XMLサイトマップを自動生成してくれます。コンテンツタイプや、個別ノードごとに含めるかどうかの設定もできます。
Drupal 7で「page.tpl.php」などのテンプレート内でリダイレクト処理のメモです。
カレントユーザーがログインしていない場合には、次のような記述でログインページにリダイレクトできます。
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<?php if (!$logged_in) { drupal_goto('user/login', array('query' => array('destination' => 'home'))); } ?> |
パラメータの「destination」にURLを入れることで、ログイン後に該当ページへ移動することもできます。
Drupal 7でブログやニュースなどの記事一覧で、月別アーカイブを設置することがあります。
Viewsではデフォルトでこの機能が搭載されていて、「contextual filter」の作成年月のフィルターをかけたブロックを作成することで実現できます。
標準の月別アーカイブブロックは、次のように表示されます。
月が始めにくる英語圏に合わせた表記なので、日本語サイトでは違和感があります。
「2014年 8月」のように順番を逆にするには、Views内の設定画面では行えず、Views自体のモジュールを変更する必要があります。
将来的なモジュールのバージョンアップを考えると、モジュール本体に手を加えるのは避けたいところです。
他の方法としては、Viewsで作成されたブロックのテンプレートファイルを修正する方法もあります。
下記はシステムデフォルトのブロックテンプレートファイル(modules/block/block.tpl.php)です。
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<div id="<?php print $block_html_id; ?>" class="<?php print $classes; ?>"<?php print $attributes; ?>> <?php print render($title_prefix); ?> <?php if ($block->subject): ?> <h2<?php print $title_attributes; ?>><?php print $block->subject ?></h2> <?php endif;?> <?php print render($title_suffix); ?> <div class="content"<?php print $content_attributes; ?>> <?php print $content ?> </div> </div> |
このテンプレートファイルをお使いのテーマディレクトリにコピーして、Viewsの月別アーカイブブロックに合わせてファイル名を書き換えます。
例えば「news」という名称のViewsで「block-1」の場合には「block–views–news-block-1.tpl」というファイル名に変更します。
テンプレートのファイル名を変更することによって、月別アーカイブでのみ使用するブロックとなります。
この中の「<?php print $content ?>」という部分がブロックの本文になります。
今回はブロック本文を正規表現で「8月 2014」を「2014年 8月」に書き換える処理を施します。
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<?php print $content ?> //次のように変更します <?php print preg_replace('/<a\s(.*?)>(.*?)\s(.*?)<\/a>/', '<a $1>$3年 $2</a>', $content); ?> |
上記の変更により、月別アーカイブの表示が次のようになります。
- 2014年 8月
- 2014年 7月
- 2014年 6月
Drupalのテーマで、古いIE向けに条件コメント付きのJavaScriptの読み込み方法です。
テーマディレクトリ内の「template.php」ファイルにプリプロセスとして次のように記述します。
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<?php function THEMENAME_preprocess_html(&$variables) { drupal_add_html_head(array( '#tag' => 'script', '#attributes' => array('src' => drupal_get_path('theme', 'THEMENAME').'/js/ie9.js'), '#prefix' => '<!--[if lt IE 9]>', '#suffix' => '</script><![endif]-->' ), 'ie9' ); } ?> |
実際のレンダリングでは次のようになります。
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<!--[if lt IE 9]> <script src="sites/all/themes/THEMENAME/js/ie9.js" /></script> <![endif]--> |
Drupal7の「page.tpl.php」内に、追加で作成したアカウントのフィールドを表示する際のメモです。
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<?php global $user; if (user_is_logged_in()) { $user = user_load($user->uid); if ($user->field_name) {//「field_name」というフィールドの場合 print $user->field_name['und'][0]['safe_value']; } } ?> |
上記では管理画面の「アカウントの設定 > フィールドの管理」ページにて、本名として「field_name」というフィールドを作成した場合です。