Codaのちょっとした便利な機能として、ブックマーク機能があります。
編集ウィンドウ左下のコードナビゲーターから、コード中の任意の位置へ頭出しをするためのものです。HTMLのアンカーポイントのような仕組みです。
ブックマークを付けるには、各言語のコメント文の記述で、先頭に「!」を付加することにより、Codaがブックマークとして認識します。
詳しくはPanicのサイトに紹介されています。
Panic – Coda – Developer
ActionScriptでオブジェクト、または配列の要素を繰り返し処理のメモです。
繰り返しの処理にはfor-in文、for each-in文があります。それぞれの違いは生成する要素が、for-in文ではキーを生成して、for each-in文では値を生成します。
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var object:Object = new Object(); object[0] = "りんご"; object[1] = "ばなな"; object["integer"] = 10; object["array"] = new Array("test1", "test2"); //キーを生成 for (var key:* in object) { trace(key); } //値を生成 for each (var value:* in object) { trace(value); } |
それぞれの出力は次のようになります。
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//for-inの場合 0 1 array integer //for each-inの場合 りんご ばなな test1,test2 10 |
キーと値の両方を扱いたい場合には、for-in文でキーを生成して、キーから値を呼び出します。
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for (var key:* in object) { trace(key); trace(object[key]); } |
「Snippets」は一度書いたソースコードを部分的に再利用したい時のため、コードの部品にあたるスニペットを効率よく管理、再利用するためのアプリケーションです。
スニペットを呼び出すにはメニューバー上にあるアイコンをクリック、またはグローバルショートカットキーから検索して、使いたいスニペットを選択するとエディタ上にペーストされます。
Snippetsではコードのカラーリングによるハイライト表示ができますが、類似アプリケーションに比べて、比較的多くの言語に対応しています。個人的にはActionScriptも含まれているので嬉しいです。
Snippets (Lucky Ants)
Mac用のFTPソフトの代表格TransmitとForkLiftが、ともに最近バージョンアップしました。(ForkLiftのほうは、まだベータ版です)
いずれもインターフェイスに磨きがかかり、使っていて気持ちがよいです。
Mac用FTPソフトの定番Transmitが4年ぶりにバージョンアップしました。以前から使いやすかったですが、細かいところへの改善が行き届いていて、非常に完成度が高いと思います。
大きな特長は、転送速度の高速化と、サーバを外部ディスクのようにマウントできる機能です。
転送速度の高速化ではファイル数が多い場合に、より速度がアップします。ハイパーターボVTECエンジン搭載で最大25倍速だそうです。
マウント機能もとても便利で、TransmitではなくFinderやその他のソフトからでも直接サーバにアクセスできるようになり、FTPの使い道が広がります。
Transmit 3からのアップグレードは19ドルと、良心的なところも好感が持てます。
ファイルブラウザとしての機能も充実したFTPソフトです。現在はバージョン2のベータ版の状態ですが、新しい機能が多く搭載されています。
ForkLift2.5についてはこちらの記事もご覧ください。(2012.05.24)
ForkLiftの場合、Finderにかわるファイルブラウザとしても充分に使えるところが魅力です。新しいバージョンではリスト表示以外にもアイコン、カラム表示が可能になりました。これまでのデュアルパネル、タブに加えて、スタック機能(一時保管する仮想スペース)が追加されて、ファイルのブラウジングは快適です。
その他に圧縮ファイルの解凍や、ファイル名のリネームも機能強化されています。
残念なのは日本語版がないことでしょうか。
Panic (Transmit)
BinaryNights (ForkLift)
<a>タグでリンクを張られたファイルがPDFなど特定の拡張子を持つ場合に、jQueryを使って別ウィンドウで表示する際のメモです。
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$("a[href$='pdf']").each(function() { $(this).click(function() { window.open($(this).attr("href")); return false; }); }); |
href属性の値が「pdf」で終わる<a>タグ全てに対して、別ウィンドウでの表示に置き換えています。