無料で最大50GBまで利用できるオンラインストレージ「Minus」を試してみました。
近頃は無料で利用できる大容量のオンラインストレージも増えてきましたが、サービスによってそれぞれ特色も出てくるようになってきました。Minusの場合はどちらかといえば、アップロードした写真などのファイルを共有することに重点を置いているようです。
その中でもフォルダにアップされているファイルをまとめてZIP圧縮して、ワンクリックでダウンロードできる機能は、ファイルの受け渡し時に便利です。
登録時には11GBからスタートしますが、招待制を利用することで最大50GBまで容量を増やすことが可能です。
自分の主な利用方法としては、注釈を付けたスクリーンショットの保存に利用させてもらっています。Chrome、Firefoxにはスクリーンショットアップロード用のエクステンション、アドオンがあるので、簡単操作でアップロードできます。
Minusの使い方で少し分かりにくかったのは、フォルダ間のファイルの移動方法です。
これは最近(2012年初め?)になって追加された機能のようですが、下記のように画像のチェックボックスを選択することで、移動、コピーのリンクが表示されます。
ファイルはもちろんプライベート設定も可能なので、共有目的ではなく純粋にファイルを預けておく場としても十分に利用できます。
Minus
Viewsのインターフェイスを担っているctools(Chaos tool suite)で、日本語環境で利用の際に、ドロップダウンボタンの三角矢印の表示を調整する際のメモです。標準のままでは三角矢印が横に伸びていますが、正常な状態に戻します。
あくまで見た目だけの問題ですが、頻繁に目にする部分なので、どうしても気になってしまいます・・・。
調整するには、ctoolsモジュールに含まれるスタイルシートを直接変更します。
下記のCSSファイルの45行目あたりの「ctools-twisty」セレクタに「width」のパラメータを一行追加します。
/sites/all/modules/ctools/css/dropbutton.css
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.ctools-twisty { width: 0px; ... } |
気になる方はぜひお試しください。
URLエイリアスで指定したパスをもとに、テンプレートで表示方法をアレンジする方法です。個別にCSSでデザインを変更したい場合などに応用できます。
テーマ内「template.php」で、ページテンプレートのプリプロセスとして、自身のURLエイリアスをスラッシュで区切って、それぞれを配列に格納しておきます。
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<?php function THEMENAME_preprocess_page(&$variables) { $alias = drupal_get_path_alias($_GET["q"]); if (strpos($alias, '/') !== false) { foreach (explode('/', $alias) as $part) { $variables['parts'][] = $part; } } else { $variables['parts'][] = $alias; } } ?> |
上記で「page.tpl.php」テンプレート内で「parts」という変数名で、配列を利用できます。
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<?php print_r($parts); //例:Array ( [0] => company [1] => about-us ) ?> |
DrupalではデフォルトでjQueryが含まれていますが、利用の際には少し気をつける必要があります。
通常jQueryでは、ステートメントの最初に「$」マークのエイリアスから書き始めますが、Drupalでは、他のJavaScriptライブラリとのコンフリクトをさけるために、「$」から書き始めることができません。
それを回避する方法としては「$」エイリアスを使わずに、
というように「jQuery」から始めることで利用できます。
この場合、既存のスクリプトを再利用する際に「$」を「jQuery」に書き換えないといけないので、都合の悪いこともあります。
そのままの「$」を使いたい場合には、下記の様にステートメントごと「(function($){}(jQuery));」でくくって、「$」を「jQuery」に置き換える方法もあります。
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(function($) { $("div").show(); }(jQuery)); |
Drupalでは非常に多くの寄与されたモジュールが存在しますが、初めはどのモジュールを入れたら良いのか迷ってしまいます。
Drupal 7になり、それまでモジュールとして提供されいた主要機能、たとえば「CCK」「ImageCache」などが標準で搭載され、新たに追加するモジュールの数がぐっと減りました。
その上で、これだけは最小限入れておいた方が良いと思うモジュールをいくつか挙げます。
Views |
コンテンツの表示方法を柔軟にコントロールすることができます。
とても多機能で奥の深いモジュールなので、使い方を覚えるまでが大変ですが、Drupalを利用する上で、最大のアドバンテージになり得ます。
具体的な応用例としては、サムネールの一覧表示や、ソート可能なテーブル形式の表示などです。 |
Chaos tool suite (ctools) |
「Views」の利用の際に必須です。管理画面で、モジュールのインターフェイス部分を担っています。 |
CKEditor |
WYSWYGエディタです。同様のエディタはいくつか存在しますが、これが一番使いやすい印象です。
CKEditorを利用するには、モジュールの他に、「CKEditor」本体も組み込む必要があります。
「sites/all/modules/ckeditor/ckeditor」のディレクトリの中に本体の「ckeditor」フォルダを入れます。(「ckeditor」フォルダが3つ入れ子になります) |
Insert |
コンテンツの作成で、画像のアップロードは標準の「Image」で行えますが、その画像を本文内に挿入するには、「Insert」が便利です。
アップロードした画像の横にボタンが追加され、テキストエリアのカーソルのある位置に画像を挿入してくれます。また画像スタイル(medium、largeなど)にも対応しています。
CKEditorと組み合わせることで威力を発揮します。 |
Pathauto |
DrupalではURLエイリアスという機能でURLを置き換えることができます。通常「node/1」「node/2」といったデフォルトのURLを「blog/1」「article/2011/12/2」といった具合に、コンテンツと関連性のあるURLに置き換えられます。
「Pathauto」では自分で設定したルールに基づいて、自動でURLエイリアスを作成することができます。 |
Token |
「pathauto」の利用の際に必須です。サイト内で扱っている動的なパラメータを利用するためのモジュールです。
たとえば投稿者名を、[node:author]と入力することで、実際の名前を表示することができます。
ただし利用できる場所は限られてはいます。 |
Backup and Migrate |
データベースのバックアップとリストアができます。
公開しているサイトのバックアップはもちろんですが、サイトの制作時に、開発環境のサーバから本サーバへ移すときにも便利です。 |
Webform |
お問い合わせなどのフォームを簡単に作成することができます。
フォームの項目も簡単に追加できるので、複雑なアンケートフォームの作成にも便利です。
エクセルでの管理用にCSVダウンロードもできます。 |